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(6.1砂糖の甘さ、味について)
○グラニュー糖は上白糖や三温糖より甘くないのはなぜですか?
砂糖は純度が高くなるほど甘味がやわらかくなり、蜜のような甘い香りも消えます。ショ糖100%に近いグラニュー糖や白ざら糖の甘味は淡白でちょっともの足りなく感じられますが、他の食品の風味や持ち味を生かします。そのためコーヒー、紅茶や高級菓子などには純度の高いグラニュー糖が適しています。
三温糖は白砂糖に比べ転化糖や灰分が多いため、それが刺激になって甘さを強めます。ちょうどおしるこに1つまみの塩を入れると甘さが強く感じられるのと同じ理由です。ですから強い甘さとコクをつけたい煮物などに三温糖を使うとよく効きます。
(6.2砂糖と健康について)
○砂糖は栄養になりますか?
「砂糖は糖質性食品の一種で、主な役割は活動のときのエネルギー源です。」
私たちが健康を維持・増進するための食生活の基本となるのは、糖質(炭水化物)、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素を過不足なく、バランスよくとることにあります。
砂糖は糖質性食品の一種です。砂糖の主な特長は、 活動のエネルギーとして利用されやすいこと、消化吸収のよいこと、そのほかに、脂質が体内で酸化して高いエネルギーになるのを助ける役目もしています。
○疲れたとき甘いものが欲しくなるのはなぜですか?
糖質(炭水化物)は体の中でグリコーゲンとしてほんの少ししか蓄えられていません。そこで、仕事や運動で急激に疲労したとき、筋肉や肝臓のグリコーゲンが分解され、エネルギーとして利用されるので、グリコーゲンの貯蔵量が少なくなります。こんなとき糖分をとると、数分のうちに消化吸収され、失われたエネルギーを回復します。筋肉を長時間使うマラソンや登山などに、砂糖が適しているのはそのためです。
考えたり、見たり、聞いたり、話したり、味わったりするときには、脳の働きが関係しています。この脳の働きには、エネルギー源として糖質(ブドウ糖)が必要です。糖質の補給には砂糖の入った飲物やお菓子なども手軽で便利です。
疲労は肉体だけでなく精神的な面も関係しています。そんな時、砂糖の入った甘い菓子、飲物をとるとほっとしますが、これも脳の働きと関係があるのです。
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